1 趣旨・目的 住民交流の活発化と観光客流入の増大などによる市街地・周辺地域の活性化を図るため、癒しと優しさの「木の温もり溢れる街並みや回遊ネットワーク」をつくり、成熟社会に対応した「環境先進都市づくり」を推進する。
2 基本的方向日本人が昔から深く馴染んできた身近な材料としての地域産木材の積極活用により、その供給源である森林整備や山村再生を図っていく。
また、伐採後の植林実施により地球温暖化防止に努め、資源循環型社会の形成や、最上川をはじめとした県内河川への流木削減や水質向上など、「街と自然が調和する美しい山形づくり」を目指す。
3 アプローチ方策都市(まち)と森林(もり)づくりを結びつける木造耐火建築技術を確立し、その技術活用を中心とした先駆的な「都市(まち)と森林(もり)づくりの環境モデル」を構築・提示し、全国向けに発信する。
さらに、これらの環境技術や製品あるいは構築モデルを「山形発の地域環境産業」として育成し、全国で大きなシェアを誇る鉄骨・コンクリート造マーケットに新規参入するなどにより対外的な認知度を高めていく。
4 推進組織体制 当フォーラム会員の下記メンバーで構成する「次世代木質建築協議会(仮称:Next Engineered Wood Construction Association)」を設立し、官・民・学一体となった「新たな公(新しい公共)」の体制で推進する。なお、加入や脱退は、会長の了解を得るものとする。